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back numberの「クリスマスソング」音域を完全解説 - カラオケ攻略ガイド

By Emma Valentine |
back number クリスマスソング カラオケ

カラオケで毎年12月になると必ずといっていいほど流れる曲がある。back numberの「クリスマスソング」だ。2015年にリリースされて以来、冬の定番バラードとして若い世代を中心に絶大な支持を集め続けてきた。だが、実際に挑戦してみると「思ったより高い」「Aメロが低すぎて声が出ない」と感じた人も少なくないはず。この記事では、クリスマスソング back number 音域について、音の高さのデータから歌い方のコツまで、細かく掘り下げていく。

back numberとはどんなバンドか

back numberは2011年にデビューしたスリーピースロックバンドだ。聴く人の心に寄り添うような歌詞が特徴で、特に恋愛をテーマにした楽曲群は10代から30代まで幅広いファン層に支持されている。ボーカル・ギターを担当する清水依与吏の独特な歌声は、どこか切なく、温かみがある。甘えるような音程の揺れと、サビでの伸びやかな高音域が同バンドのサウンドを象徴している。

「クリスマスソング」は2015年11月18日にリリースされた14thシングルで、フジテレビ系ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」の主題歌として起用された。リリース直後から爆発的にヒットし、その後もロングヒットを続け、back number初のミリオン認定とYouTubeでの再生回数1億回超えを記録し、同バンドを代表する曲となった。

クリスマスソングの音域データを一覧で確認

まず、この曲の音域を数字で整理しておこう。感覚だけで「高い」「低い」と悩むより、具体的な音の位置を把握することがカラオケ攻略の第一歩になる。

音域の種類 音名(日本式) 国際式表記
地声最低音 mid1B B2
地声最高音 hiA A4
裏声最高音 hiC# C#5

この楽曲はmid1B~hiA(hiC#裏)の音域で構成されており、一般的な男性の音域はlowG~mid2G#、女性の音域はmid1G~hiC#とされている。つまり、男性にとっては最高音がやや厳しく、女性にとっては最低音が低すぎる、という二方向の難しさが同居している曲だといえる。

各パートの音域の動き - どこが一番難しいのか

クリスマスソング back number 音域解説

Aメロ - 地声の低さが試される

地声最低音はmid1B(B2)で、男性の平均的な低音域から見ると低く、この最低音が登場するAメロは歌いにくく感じるはずだ。特に1番のAメロ冒頭は音程が下がる箇所が多く、しっかり低音を出せないと音程が外れやすい。喉を下げて深い呼吸を意識するとコントロールしやすくなる。

1番Aメロでは「あ(mid1B)れ なんで恋なんか(mid2B)してんだろう」のように、mid1BからmidBまで幅広い低音域が連続する。この落差を自然につなぐのが最初の関門だ。焦らず、ゆったりとしたテンポ感の中で音程を確認しながら歌うのがベスト。

サビ - hiAが何度も登場する本当の難所

地声最高音はhiA(A4)で、サビで登場する。登場頻度がやや多く、それに準ずるキーも多く登場する。サビでは高音域を連発するので、このhiA(A4)がギリギリ出せるくらいでも歌唱はできるが、苦しくなると思われる。高音が続く中でブレスを細かく取る工夫が欠かせない。

裏声最高音はhiC#(C#5)で、サビの「でもこんなことつたえたら」のフレーズなどで使用される。ここは地声で出そうとすると喉に大きな負担をかけるため、スムーズに裏声へ切り替えるテクニックが必要になってくる。

Bメロ・Cメロ - 地声と裏声の切り替えゾーン

BメロやCメロでは、mid2F#やmid2G#の音域を使った裏声フレーズが複数登場し、「らしくないことばが浮かんで」「わざとらしくきらめく街のせいかな」などの部分で地声と裏声を使い分ける場面がある。この切り替えがぎこちなくなりやすく、練習を重ねることで滑らかさが増してくる。

男女別のキー設定 - 何キー変えれば歌いやすくなる?

原曲キーのまま歌い切れる人はかなりの実力者だ。ほとんどの場合、カラオケではキー調整が現実的な選択になる。

平均的な男性はマイナス2キー、平均的な女性はプラス5キーにすると歌いやすい。男性はキーを下げることで最高音をhiAからmid2G程度に落とせ、サビの圧迫感が大幅に軽減される。女性はキーを上げることでAメロの低音域が適正範囲に収まり、全体のバランスが取りやすくなる。

1キー下げた場合、地声最高音がmid2G(G4)~mid2G#(G#4)になるので、やや楽になる。ただし、キーを下げすぎるとAメロがさらに低くなるため、マイナス2を基準にして自分の声の傾向を見ながら微調整するのが賢明だ。

カラオケ キー設定 高音練習

クリスマスソングを上手く歌うための5つのコツ

1. 裏声を早めに習得する

地声で高い音を出そうとすると、喉を痛める原因になってしまう。まずは裏声を使ってスムーズに正しい音程で歌えるようにしよう。慣れてきたら、裏声から地声に徐々にシフトすることが推奨される。この「切り替え」を意識した練習が、この曲を制するカギになる。

2. サビはキーを下げて練習してから原曲キーに挑む

サビの部分は高い音が続くので、裏声でも厳しい人はキーを2~3つ下げて練習してみよう。ただし、Aメロも下げたまま練習してしまうと、低すぎてしまうかもしれない。サビだけを繰り返し練習して音程感を身体に染み込ませるのが効率的だ。

3. ブレスを計算して入れる

この曲はバラードではあるが、フレーズが長い箇所が多い。特にサビで高音が連続する場面では、息を切らしてしまうと音程が下がりやすい。フレーズの節目に小さなブレスを入れる癖をつけると、後半になっても安定した発声が維持できる。

4. Aメロの低音は喉を開いて深く出す

mid1B付近の低音は、喉を締めて無理やり下げようとすると苦しくなるだけだ。お腹の底から声を引き出すようなイメージで、喉をリラックスさせた状態で発声すると自然に低い音が出やすくなる。「地声を無理に低くしようとしない」という感覚が大切。

5. 感情表現で点数よりも「伝わる歌」を意識する

「クリスマスソング」は、想いを伝えられずにいた主人公がクリスマスの雰囲気に背中を押され、勇気を出して好きな人に告白するという曲だ。音程ばかりに気を取られると、この曲が持つ感情の揺れ動きが失われてしまう。言葉一つひとつに気持ちを込めることで、技術以上の表現力が生まれる。

カラオケ難易度はどのくらい?

カラオケ難易度は5段階中4(難)で、JOYSOUNDの平均点は86.190点(2025年7月時点)とされている。これはかなり高い水準の難易度で、原曲キーで満点近いスコアを狙うにはそれなりのボイトレや練習期間が必要になる。一方で、基本的なリズムはゆっくりで歌いやすいが、パターンが多くて少し覚えづらい部分もある。繰り返し聴いて耳でメロディを徹底的に覚えることが、スコアアップへの近道だ。

この曲はback numberの知名度を一気に広めた曲であり、この曲からback numberを知ったという人も多い。カラオケでの人気も高く、総合曲ランキングでも上位にランクインすることが多い。それだけに、歌えるようになったときの達成感と周囲への印象も大きい。

音域が似ている練習曲を探すなら

「クリスマスソング」の音域に慣れる前段階として、似たような音域帯の曲で練習するのも有効な戦略だ。back numberの他の楽曲では「ヒロイン」や「ハッピーエンド」なども人気があり、音域の傾向がある程度共通している。

back numberの代表曲「高嶺の花子さん」は最高音がhiDで、back numberの中でもかなり高音域の曲だ。最低音は比較的高く女性にはおすすめだが、男性は高音域や裏声に自信がある人でないと厳しいかもしれない。全体の平均的な音程はそこまで高くないので、ミックスボイスやファルセット(裏声)の練習には最適だ。この曲をウォーミングアップに使いながら、少しずつ「クリスマスソング」の高音域へステップアップしていくルートが現実的だ。

back number ボーカル 音域練習

女性が歌う場合の注意点

音域の幅自体は2.5オクターブ弱と広めで、かつ地声最低音が女性にとってはかなり低いので、女性はキー上げが必要になる。プラス5キーを目安に設定すると、Aメロの低音域が女性の地声に合いやすくなる。ただし、キーを上げすぎるとサビの裏声部分がさらに高くなるため、自分の裏声の限界と照らし合わせながら調整することが大切だ。

女性が歌う場合、Aメロはほぼ地声の低音域での勝負になる。無理に低い声を出そうとせず、ハスキーな質感を活かしながら表現することで、むしろ独特の魅力が生まれることもある。原曲とは異なる解釈で歌うことも、カラオケの醍醐味の一つだ。

まとめ - 音域を知れば、曲はもっと近くなる

back numberの「クリスマスソング」は、地声最低音mid1B(B2)から裏声最高音hiC#(C#5)という広い音域を持つ、難易度の高いバラードだ。しかし、音域のデータを把握し、キーを自分の声に合わせて調整し、裏声と地声の切り替えを練習することで、確実に歌いやすくなる。男性はマイナス2キー、女性はプラス5キーが一つの基準になる。

技術的な難しさは確かに存在する。それでも、この曲が毎年多くの人に選ばれ続けるのは、音楽的な完成度だけでなく、歌詞が持つ感情の深さがあるからだ。カラオケで100点を狙うよりも、曲の世界に入り込んで歌うことが、「クリスマスソング」を本当に楽しむ方法かもしれない。音域を攻略した先に、その喜びが待っている。